■年齢 :30代
■性別 :女性
■職業 :無職
■学校名:MONOL
■エリア:バギオ
■期間 :8週間
■コース:Regular ESL
■英語レベル(自己評価)
留学前:初級 ⇒ 留学後:中下
■仕事の内容
留学前:無職 ⇒ 留学後:無職
■仕事で英語を使うことがあるか
留学前:なし ⇒ 留学後:なし
■留学したエリアはどうでしたか?
バギオに滞在していました。暑いところが苦手だったため、この地を選びましたが、さすがフィリピンの軽井沢と言われているだけあって、涼しく快適に過ごすことが出来ました。ほどよく発展した街で、大型ショッピングモールもあり、買い物は不自由なくできました。また、ローカルなマーケットや食堂も多く、地元の人の生活を垣間見ることもできました。近くにビーチなどはないですが、私はとても大好きな街になりました。
■学校内、学校外の治安について
滞在中で危ない目にあったことは一度もありませんでした。学校内は入り口に守衛スタッフが常駐し、外出や帰宅の際はチェックが必要です。学校外では夜に出かけることもありましたが、目的地から学校までタクシーを利用していました。日中も大きな街でしたので、子供たちも多く安全な街だなという印象です。
■学校を選んだ理由はなんですか?
まず、涼しい地域がいいということでバギオを選びました。その中でも日本人経営ではなく、他の国の生徒も多くいること、EOPがあるところと絞っていきました。最終的な決め手は上記の条件に加えて、無料のオプションクラスやジムなどが完備されているという点でした。自分次第でオプションクラスを増やして、頑張れる学校だと思い、選びました。
■受講したコースの特徴
生徒の大半が受講しているコースを選びました。フィリピン内にはすべてマンツーマンという学校も多い中で、これはグループレッスンもあります。マンツーマンの方が確かに自分の発言力は増えますが、グループレッスンならではのメリットも多く感じました。(友人が増える、他の生徒の英語を聞くことが出来る等)グループレッスンをすべてマンツーマンにすることも可能で、2~3か月後にそちらに変更する生徒も多くいました。
■マンツーマンクラスの授業内容
リスニング2時間、リーディング1時間で構成されています。どちらもレベルにあった教科書をつかって、スケジュール通りに進めていきます。両方ともユニットの内容が様々で面白いものが多かったので、内容を理解するのも意欲的に出来たと思います。マンツーマンなのでわからない単語ひとつひとつ丁寧に教えてもらえます。
■グループクラスの授業内容
スピーキング2時間、ライティング1時間、発音1時間でした。スピーキングはテーマに沿ってひたすら喋ります。クラスメイトや先生の言い回しもここで多く習得できました。ライティングは文法を習って、宿題で作文を書いて、それを添削していくという流れでした。発音授業については、一番役にたった授業かもしれません。発音記号をひとつひとつ習得していくのですが、こればかりは一人では勉強できないので、講師にしっかりと矯正してもらえたのでよかったです。
■講師の質や授業のクオリティー
基本的にどの先生も優しく丁寧に授業をしてくれました。MONOLはIELTSやTOIECコースにベテランの先生がつくと生徒間の噂で耳にしましたが、一度グループレッスンの講師が基本はIELTSの授業をしている方にあたりましたが、確かにとても分かりやすかったです。ただ先生の能力のばらつきや相性は仕方ないことですので、もし会わなければ変更してもらえるので、問題ないと思います。
■講師のなまりについて
もともとネイティブと非ネイティブの違いがわかるわけではないので、なまりはまったく気になりませんでした。講師の中にはアメリカ英語とイギリス英語の違いを教えてくれる方もいて、しっかりとした発音ができているのではないかなと思いました。
■学校の良い点
1か月単位でコースや部屋を変更できるところは良い点だと思います。私は利用しませんでしたが、途中ですべてマンツーマンのコースにしたり、部屋を6人部屋から3人+1講師の部屋に変えたりしていました。同じ学校に長くいると怠けてしまうということも聞きますが、変更に柔軟に対応してくれるようです。また、無料のオプションクラスが多くあるのがとても良かったです。最後にTOIECスピーキングに参加しましたが、普段の授業は同レベルの生徒ばかりなので、レベルのかなり高い生徒に囲まれてとても刺激になりました。(ついていけなくて相当大変でしたが、、)あと、ヨガルームやジムがかなり重宝しました。
■学校の悪い点・改善点
なるべく日本人比率の低いところに行きたかったのですが、実際は日本人と台湾人が非常に多かったです。EOPもあり、基本は英語で話しますが、個人的に海外の友達を増やしたいという目的もあったので、もう少しばらつきがあってほしかったです。
■英語力の向上について。またどのような時に感じましたか?
留学前は、英語がまったく出てこない状態でしたが、英語を話すハードルがかなり下がり、簡単な文章ですが、自分の言いたいことを話せるようになってきました。卒業後にそのままフィリピンを2週間程一人で旅行しましたが、ほとんど英語に困ることなくスムーズに旅行することができました。ただ、1対1で話してくれる場合は相手もゆっくり話てくれるのでどうにか理解できますが、早いスピードや映画などの英語はまったく聞き取れません。リスニング力は思ったほど伸びていない印象です。
■忘れられない思い出について教えてください。
値段が安いという理由で6人部屋にしたのですが、これが正解でした。まず、友達が増え、部屋の中でも英語を話すことができます。日本人、台湾人、中国人、ベトナム人とルームメイトになりましたが、日々の会話や週末のおでかけ、夜のカードゲームなどちょっとしたことが今ではとても楽しかった思い出になっています。トイレの使い方や日本人では考えられない態度などで、びっくりすることもありましたが、英語だからこそお互い言いたいことを言い合えて、とてもいい経験になりました。
■フィリピン人とのエピソード
日本のアニメが好きという講師が結構いました。授業の最後に時間が余ったときなどに、アニメの話をして、日本語を教えてほしいとか覚えた日本語を披露してくれるところが、話題作りにも役立ったしとても嬉しくもありました。またもちろんEOPなので、「これは内緒ね」なんていうところも茶目っ気があってかわいかったです。(私自身アニメが好きなので、数分程度なら楽しく嫌な気せずに話せていました。)
■留学生活全体の満足度を教えてください
80%です。
2か月という短い時間で、英語を話したいという当初の目的に少しでも近づくことが出来ました。通常の授業もオプションにも満足しています。また、他国の友人も出来て、休日も充実して楽しむことが出来ました。ただ、2か月はやはり短く、ちょうど喋れるようになってきた・・・というところだったので、もう1か月いればよかったかなと思いました。また、他のスパルタ校の実態なんかを聞き、もっと頑張れただろうなとも思います。
■留学を終え、今取り組んでいる、今後挑戦したい、目標など。
現在は日本で英語の勉強をしつつ(スタディサプリ等を利用)、ワーキングホリデーに行く準備をしています。今後は英語での日常会話が問題なく出来るようになることと、TOIECにもチャレンジしていきたいと思っています。
■いまフィリピン留学を検討している方にアドバイスをお願いします。
日本でも英語の勉強は出来るという人も多くいますが、それでは得られない経験を留学ではすることが出来ます。学校選びは大変で悩むと思います。どこに行っても100%正解ということはないと思います。なので、絶対譲れない条件(私の場合、涼しいバギオであることと、日本人100%でないところ)を決めて、あとは値段や施設で選んでみてはいかがでしょうか。結局は入学後自分がどう頑張るかだと思います。また、余談ですが、せっかくフィリピンに行くならフィリピンを満喫してほしいです。卒業後の旅行は、せっかく習得した英語を使う最大のチャンスです。