■年齢 :20代
■性別 :女性
■職業 :フリーター
■学校名:SMEAGキャピタル
■エリア:セブ
■期間 :24週間
■コース:ESL by Cambridge
■TOEICスコア
留学前 :500
■Cambridgeスコア(PET)
Reading 120 Level A2
Writing 140 Level B1
Listening 120 Level A2
Speaking 140 Level B1
■英語レベル(自己評価)
留学前:中級 ⇒ 留学後:未定
■仕事の内容
留学前:小学校教員 ⇒ 留学後:未定
■仕事で英語を使うことがあるか
留学前:週1時間程度 ⇒ 留学後:未定
■セブはどうでしたか?
セブシティに住んでいましたが、街の道路脇はゴミがたくさん捨ててあったり、排気ガスの匂い、虫が多くいたりして、すごく目が痒くなり、喉に違和感を感じていました。街を歩く時は、マスク必須です!セブシティは、海から遠いため、リゾート地というよりも、たくさん建物やモールがあり、都会的です。ショッピングが好きな方、ビジネスマンには向いていると思います。また、海へ行く際にも、タクシーですぐいけますので、交通の時間はあまり気になりません。
■学校内、学校外の治安について
治安の問題はなく、24時間セキュリティーマンがいるので安心です。また、門限もあります。1分でも遅れると、目の前が校門だったとしても、中に入れないので、そのくらい徹底してあります。また、深夜時間での部屋でのハプニングにも、セキュリティーマンが対応してくれるので、安心です。
■学校を選んだ理由はなんですか?
セブシティで学校No1だという広告と口コミをみて決めました。ですが、思っていた以上に質が悪く、他の日本人、台湾人の友達も学校の質の低さにがっかりして、過ごす人が多かったです。フィリピン人の明るさと気質さを考えますと、先生と出会えてよかったなと思えます。学校の問題は別としますが。
■受講したコースの特徴
ESL by Cambridgeのコースは、Cambridgeテスト向けのコースです。毎週木曜日19時〜21時に模擬テストを必ず受けなければなりません。Cambridgeテストは、4技能(リスニング、ライティング、リーディング、スピーキング)をまんべんなく勉強しないといけないので、様々なカリキュラムが組まれています。学校のコース説明や提示方法がよくわからず、日本で申し込みしたので、もっと下調べをすべきだったと後悔しています。
■マンツーマンのコマ数や満足度について
コースによって異なりますが、私のESL by Cambridgeは、テキストの過去問を解くスタイルです。45分2コマがリーディングとライティング、45分2コマがスピーキングとリスニング、45分2コマグループレッスン、参加自由のクラスが45分4コマです。マンツーマンでは、自分のわからない文法や発音を細かく指導してくれます。また、宿題も出されます。間違えたところをなぜ間違えたのか英語で説明することが難しかったです。先生たちとプライベートでも仲良くなります。いろんな相談に乗ってくれます。お姉さんみたいな感じです。
■グループレッスンの特徴や満足度について
1:4のクラスで、日によって様々なテーマについて説明します。グループレッスンで話すのは恥ずかしいと思うかもしれませんが、先生や生徒は真剣に聞いてくれます。たまに先生も生徒も間違えますので、正しい文法などは気にしません。グループレッスンでは、他国の生徒がいると、その国事情も知ることができ、とてもためになります。何よりも、友達作りにはグループレッスンです。私が一番面白いと思った授業は、自分の国の食事・食べ物のこと、自分の国の環境問題の内容です。難しいですが、ボキャブラリーを増やすきっかけにもなります。
■講師の質や授業のクオリティー
講師によって様々ですが、実際に生徒に教えるまで、採用試験から、模擬授業などの段階があるそうなので、講師の先生方も教え方の勉強はしていると思います。もし、講師に対して不満があったら、自分が気にいる講師に出会うまで、講師を変更すれば良いと思います。授業内容は、教え方がとても上手な方もいます。日本生まれ?のジェンガを説明して、みんなでやってみたこともありました。いろんなアクティビティーをしながら英語を勉強するスタイルも息抜きには必要かと思いました。
■講師のなまりについて
初めの頃は気になりました。ですが、テストでは、イギリス、オーストラリア、アメリカ英語といって様々な英語を聞き取らなければならないので、慣れるしかない!と思っていました。また、グループレッスンでは、ロシアと台湾人と一緒でしたが、それぞれに訛りがあって、それも勉強になりました。私は、訛りよりもまずは英語を話し理解することが優先だと思っていますので、訛りはその次だと考えています。
■学校の良い点
若者が多いため活気がある、先生たちが面白い、舌打ちをする先生が少ない、誰にでもフレンドリーになれる、台湾・韓国の友達が増える、どこでもいきていける能力がつく
■学校の悪い点・改善点
食事が美味しくない、マンツーマンクラスの部屋がクーラーない、部屋のつくりによっては相部屋のプライベート空間がない、日本人スタッフの対応、勉強に対する意識レベルの格差
■英語力の向上について。またどのような時に感じましたか?
英語力は確かについたと思います。英語の長文読解が早くなったときや、言い換えのフレーズがすらっと口から出てきたときなど、日々自分の成長を感じます。レストランでの注文や生活する上での英語には困りません。
■忘れられない思い出について教えてください。
食事の美味しくなさですね。でも、フィリピンではそれが普通で、美味しい方だと聞くと、生まれ育ちの味覚の差なのかなと思いました。それもいい経験です。また、街に出かけると、ストリートチルドレンやホームレスを見かけることもありました。フィリピンでも貧富の差があり、その中で生きるために生活している姿を間近で見ると、考え深いものがありました。
■フィリピン人とのエピソード
私が体調を崩したときに、いろんな対処の方法を教えてくれ、とても親切にしてくれました。また、私の先生のお母さんが交通事故にあって、その時に先生たち全員で心配していました。
■留学生活全体の満足度を教えてください
30%
先生たちは優しくて好きですが、その他の面は、あまり良くありませんでした。若者向けの学校であり、社会人には向いていない学校だと思います。友達の話ですと、点数保証コースの入学、卒業日は決まっているのに、最後に受けるテストの成績を在学期間中に受け取れないから、また追加料金がかかるかも・という話も聞きました。学校自体のシステムが「営業=お金稼ぎ」というような感じで、「英語力を伸ばす」ことには焦点があっていないと感じたので、今後この学校は利用、オススメはしません。
■留学を終え、今取り組んでいる、今後挑戦したい、目標など。
英語を使って、世界を飛び回って働くことが目標です。経済状況をしっかりと読み、今後の動向を考えるなど、幅広い知識をつけて行くことに重要視していて、また、英語はあくまでもコミュニケーションツールだと思いますので、英語プラス何か自分の武器になるものを探していこうと思います。
■いまフィリピン留学を検討している方にアドバイスをお願いします。
自分の留学のゴールを可視化することが重要だと思うので、それによって、学校選びにも影響が出てきます。TOEICで点数をとりたい方は、TOEICコース、TOEICを売りにしている学校を選ぶべきですし、英語の基礎を学びつつ多国籍の友達をつくりたい方は、規模が大きめな学校を選ぶべきです。このように、自分の目標によって学校選択が大きく変わってきます。そのため、自分自身のことをよく考え、その先を読んで留学すべきです。留学には多額の金額がかかっていますしね。