■年齢 :20代
■性別 :女性
■職業 :フリーター
■学校名:GITC
■エリア:イロイロ
■期間 :16週間
■コース:ESL
■英語レベル(自己評価)
留学前:初級 ⇒ 留学後:中級
■仕事の内容
留学前:バスターミナルの仕事で書いてあるものを棒読みで読めるくらい
⇒
留学後:オーストラリアにて英語電話面接で合格、様々な国籍の人たちと一緒に仕事ができる程度
■仕事で英語を使うことがあるか
留学前:なし ⇒ 留学後:オーストラリア、台湾、カンボジアなどで英語中心に使う仕事を経験
■バギオはどうでしたか?
イロイロシティ。学校卒業後もたびたびイロイロを訪れているが、年々治安はよくなっている印象。友人がジプニーを降りる際に携帯電話を落としたが、2回ともきちんと拾って返してくれた。新しい建物やエリアがどんどん進化していっていて、一つしかなかった信号も、街中に点在するようになり、マスクなしでは埃っぽくて苦しかったジプニーも、そんなに気にせず乗れるようになった。(自分が気にならなくなっただけかもしれないが。)交通量も増え、高級車も増えている印象。
■学校内、学校外の治安について
警備員が”門限なし”ということを知らず締め出され、入れないということもあった。結局は数十分後に上司が来てくれて開けてくれたが、警備員の意地悪にしか思えなかった。
■学校を選んだ理由はなんですか?
申し込むと安くなるサービスがあったので。
立地については海の近くがよかったので、ビーチが近いとの情報だったが、目の前に確かにビーチはあったが、泳げるような場所ではなかった。
■受講したコースの特徴
一番一般的なコース。マンツーマンが4時間と、グループクラス3時間。特にテストを受ける予定はなく、英語に対する苦手意識を克服したかったのと、しゃべれるようになることを目的として授業を組んでもらった。
■グループレッスンの特徴や満足度について
3時間ある中の1時間は文法中心の授業。その日のテーマによって、その文法を使って生徒に例文を作らせて発表させるので、人の英文の作り方も聞けて、さらにその解説も先生から聞けるのでいい勉強になった。もう1時間はひたすら映画を見る授業。ネイティブの先生で先生がチョイスした映画の30分ほどを見て、その後解説。時々生徒のリクエストの映画も見せてくれたり、最後には字幕付きの映画データもくれたりした。もう1時間はかなり自由で、その日先生がやりたいことをその日に発表して、みんなでディスカッションしたりする授業だった。英語を使ってゲームをしたり、意見交換したりで6人ほどのグループだったが、みんな仲良くなった。
■講師の質や授業のクオリティー
先生によっては授業中…特にお昼すぎに眠くなって居眠りしてしまう若い先生もいたが、基本的に先生のチェンジが可能なので、最終的にいい先生ばかり選べたので、クオリティーはよかった。相性もあるので、友達がいいと言っても自分には合わないこともあったので、とりあえずは授業を受けてみるしかないと思った。たまに担当の先生が休むと、臨時で空いてる先生が担当してくれることがあったが、担当よりもいい先生だと次のチャンスにチェンジしたりもした。
■講師のなまりについて
気になる先生もいたが、自分が選んだ先生はみんなキレイな英語をしゃべっていたと思う。
■学校の良い点
ほどよく田舎だけど、中心部に行けば発展しているエリアもあるイロイロ。近くにはマンゴーで有名なギマラスもあって、休日もきちんと楽しめる。町の人も平和で、ヨガや瞑想施設もあって意識高い人が多い印象。学校もきちんとしているので、留学して本当に良かったです。
■学校の悪い点・改善点
Wi-Fi環境がもっとよければいいと思う。
■英語力の向上について。またどのような時に感じましたか?
すごく実感できた。イロイロへ向かうとき、マニラでの乗り換えで問題があったのだが、その時は全く英語ができなかったので、とりあえず日本語で怒鳴ってしまった(向こうのミスなのに全く相手にしてくれなかったので)が、留学後はきちんと英語で説明できるようになった。特に留学後、オーストラリアのワーホリに行き、最初の仕事の電話面接では、留学中のレベルテストの面接で聞かれたことと、ほぼ同じ内容を聞かれ、スムーズに受け答え出来て、一発で合格して職に着けたことはかなり大きかった。
■忘れられない思い出について教えてください。
先生がすごいフレンドリーで、一緒に遊びにでかけたり、飲みに出かけたりした。学校外での交流も大きな英語の成長になったと思う。卒業後もたびたび遊びに行って、これだけ英語成長したよーというのを報告に行くととても喜んでくれて、今ではいい友達になってる先生もいる。 留学中、洗濯もしてくれるということだったが、結構ボロボロになってしまったり、色落ちや着色が激しくなったものがあったのはカルチャーショックだった。 一番びっくりしたのは、到着時、空港に迎えに来てもらったのだが、道の途中で乗っていた車が黒い煙を吹き出して止まってしまったこと。まだ発展途上の国なのか・・ということを実感した。運転手だけ残して、タクシーに乗り換え、学校に向かった。
■フィリピン人とのエピソード
仲良くなった先生は、先生の家に招待してくれたり、一緒に遊びにでかけたりもした。携帯の相談や、オススメなお店なども親身になって教えてくれた。
■留学生活全体の満足度を教えてください
100%
この留学がなければ、英語に対しての苦手意識は取れていなかったし、英語を使って仕事をするなどできていなかった。学校もセミスパルタだが厳しすぎず、でも締めるところはしっかり締めてくれて、途中で若干だらけた時も、レベルテストで指摘してくれて、ちゃんと見てくれてると感じられた。私にはちょうど良かった。
■留学を終え、今取り組んでいる、今後挑戦したい、目標など。
留学後、ワーホリやインターンなど英語を使って仕事もしたため、今後は日本で英語を使った仕事をしたいので、試験系を受けてみようと思う。
■いまフィリピン留学を検討している方にアドバイスをお願いします。
英語上達するためには、英語環境に身を置くことが一番近道だと思います。英語が全くダメでも、行ってしまえば何とかなるもの。フィリピン人は英語ネイティブではないから、聞き取りやすいし、説明の仕方もとてもわかりやすいです。もちろんそこで満足していたらネイティブとの会話にはついていけませんが、英語に対する苦手意識は絶対に取れます!机に向かうだけの勉強では身に着かない、自分の意見を言ったり、文化の違う人たちとのディスカッションも訓練できます。もし全然英語ができない人が自信をもってしゃべれるようになるには3か月以上がおすすめです。