■性別 :女性
■年齢 :20代
■職業 :社会人
■学校名:BECI
■エリア:バギオ
■期間 :24週間
■コース:TOEIC 保証
■TOEICスコア
留学前 :340 ⇒ 留学後 710
■英語レベル(自己評価)
留学前:初級 ⇒ 留学後:中上級
■仕事の内容
留学前:事務員 ⇒ 留学後:在マニラ日系企業
■仕事で英語を使うことがあるか
留学前:全くない ⇒ 留学後:日本人社員の指示以外はすべて英語
■バギオはどうでしたか?
バギオのフィリピン人は大人しく、真面目な人が多いです。
女性は非常に保守的でスカートなども履きません。大学や語学学校が多い為、学生や教職員も多く、落ち着いた学園都市です。
マニラはエリアによっても大分違いますが、マカティというビジネス街は洗練されていて、有名ブランド店も並び、必要なものはほぼ揃います。
南国の大都市の雰囲気です。外国人や駐在員も多く滞在しています。
各地、特色があり、自分に合った土地を検討されると良いと思います。
■学校内、学校外の治安に問題はありましたか?
学校内の治安はあまり問題ありません。バギオはフィリピン国内でも比較的安全と言われていますのでタクシーのぼったくり等もありませんでした。しかし余りにも無防備にしている学生は街中でスリに合った生徒もいました。。貴重品、貴金属、電化製品、大金は持ち歩かない、身に着けない、夜間の一人歩きはしないといった最低限の事はどこの国でも守らなければいけないと思います。
■学校の良かった点
落ち着いた環境で勉強に集中出来ました。自分の場合、マニラは大都市過ぎて、買い物や外食、観光など遊びに走ってしまいそうだったし、なにより暑すぎて勉強に集中するのが大変でした。マニラの学校では部屋の電気代は思いのほか高額でした。バギオは心地よい気候でずっと日本の春や秋のような気候です。日本人・韓国人の学生比率も丁度良かったと思います。日本人が全くいない学校にも入りましたが、とても寂しく勉強に集中出来ませんでした。日本人だけの学校の場合は周りの空気に呑まれてしまい自分のペースで勉強できず、ペースを保つのに苦労します。BECIはバランスが取れていて規則も、生徒の自主性を残してくれていて、自分に合った学校でした。規則が非常に厳しい学校も在りますが、ストレスをあまり貯めずに自分のペースで勉強出来たのはよかったです。学校選びは難しいと思いますが優先順位を明確にして絞っていけば良いと思います。私の優先順位は1.安全 2.気候 3.静かな環境でしたので迷わずBECIにしました。
■学校の悪かった点
雨季の雨には悩まされました。1時間以内に止むスコールのような雨ですが、激しく降るので、カッパや折りたたみ傘などは日本から持っていったほうがよいです。(フィリピンにもありますが、日本の物が性能が良いです)またバギオはマニラの空港から遠く、交通が不便です。日本に何度も行き来が必要な場合はお勧めできません。
■講師のなまりについて
気になりませんでした。ほとんどの先生がアメリカンアクセントのトレーニングを受けていると思います。私の先生のうちの二人はアメリカのコールセンターで仕事の経験がありました。プロ意識も高く、上級に上がるにつれ、話すスピードもネイティブに近い速さに上がりました。初級者にははっきりわかりやすい発音で話してくださり、いきなりネイティブの国に留学に行くよりも、聞き取りやすく勉強になりました。
■講師の質や授業のクオリティー、マンツーマンのコマ数には満足しましたか?
マンツーマンレッスンの場合、会話の練習なので、こういう授業がしたいと積極的に生徒が授業の主導を取っていくと、質の良い授業になります。BECIの先生方はこちらの要望を受け入れてくださいました。自分の場合、朝から一日中人と話すのは苦痛なので、やや受身で授業を受けられるグループクラスの授業がバランスよくあり、これはとても良かったと思います。
■英語力アップは実感できましたか?また、それはどのような瞬間感じましたか?
(例:留学前は英語で道を聞かれても答えられなかったが、スムーズに道案内が出来たなど
留学初日は、先生の言うことがひとつも聞き取れず、YES/NOしか答えられなかったのに、3ヶ月を過ぎる頃から、苦痛なく会話が成り立つようになり、5ヶ月目には、政治などの難しい会話出来るようになりました。また先生だけでなく街の人たちとも会話が出来るようになり、結果的には英語で仕事が出来るビジネスレベルまで英語力が伸びました。
■楽しかった、カルチャーショックを受けた、想定外の出来ごとに遭遇した...など忘れられない思い出について教えてください。
韓国人のイメージが劇的に変わりました。近くて遠い国というイメージでしたが、若い韓国人は日本好きな若者も多く、懸念であった、歴史、竹島問題など、どの学生も一切触れてくることはありまでした。礼儀もあり、情にも厚く、一緒に勉強できたことがとても楽しく一番のいい思い出です。
■フィリピン人特有の心温まるエピソードはありましたか?
入学して最初の私のBECIの先生は、留学当初の悩みから、人生観、色んな事を授業で話していた結果、一番の親友になりました。BECIの留学を終え、私もマニラで仕事を始めた頃、ルームメイトとして一緒に住んだ事もあります。今でも連絡を取り合い、これからもずっと付き合いは続いていくと思います。
■留学生活全体の満足度を教えてください
80%です。英語は思った以上の成果があがり、十分に満足です。食事や衛生面不満はありましたがすべて想定内でした。ただもう一度やりなおす事が出来たら、もう少し時間に余裕を持って、勉強ばかりストイックに追い込まず、友達と遊んだり観光したり、そのときにしか出来ない事もしておけばよかったと思います。
■留学を終え、今取り組んでいる、今後挑戦したい、目標など。
まだ模索している最中ですが、いまは発音の細かい違いに(LやR)興味を持ち、独学で一生懸命発音矯正を頑張っています。将来的には子育てをしながらお家で子供向けの英語教師をしたいです。また留学後、韓国人の友人が増えた経緯から韓国語にも興味がでて韓国語もビジネスレベルまで勉強しました。英語と韓国語を活かせる仕事につきたいです。
■いまフィリピン留学を検討している方にアドバイスをお願いします。
留学をご検討されている方々は、会社を辞めたり、今現在のコミュニティや人間関係を休止したり、多額のお金を使ったり、両親の反対を押し切ったり、留学をするまでに、勇気の必要とされる決断をたくさん要求される事と思います。私にとっても人生で一番大きな決断でした。留学と引き換えに失った物もありますが、私にとっては人生最良の選択だったと思います。特にフィリピン人の明るく、屈託のない優しさに癒され続け、それまでの人生観も大きく変わりました。手に入ったのは英語力だけではありません。留学を期間を終えてもフィリピンに滞在する気持ちが固まり、フィリピンで就職するまでに至りました。大袈裟ではなく、人生は楽しいものなんだと、フィリピン人に教えてもらいました。他国をご検討されてる方も、一度是非フィリピンに立ち寄られる事をお勧めいたします。
BECI INTERNATIONAL LANGUAGE ACADEMY
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