結論: マニラ-バギオ間は、バス移動のみです
バギオの学校への入学で、「飛行機で行けないのか」という質問をよくいただきます
マニラとバギオの間には鉄道が通っていないため、選択肢は基本的にバス移動になります。
マニラ-バギオ間を直接結ぶ商業定期便はありません。バスでの移動が基本になります。
マニラからバギオへの移動手段は? 飛行機とバスを整理する

かつてはバギオ市内のロアカン空港に、フィリピン航空(PAL Express)によるセブ-バギオ間の定期便が就航していた時期がありました(2022年12月就航)。この便は2024年7月に運休しました
マニラ-バギオを走る主要バス会社3社
マニラ-バギオ間を運行する主なバス会社は次の3社です。それぞれ運行するターミナル・クラス構成が異なります。
| 会社名 | 主なターミナル(マニラ側) | 特徴 |
|---|---|---|
| Victory Liner | パサイ、クバオ、カルーカン、サンパロック、アベニュー | 運行本数が多く、ターミナルの選択肢が広い。標準クラスに加え上位クラスも運行 |
| Genesis(JoyBusブランド) | クバオ、パサイ、アベニュー、ベイル、バギオ | 「JoyBus」ブランドの上位クラスはノンストップ運行が中心。座席に個人用モニターを備えるクラスもある |
| Pangasinan Solid North Transit | PITX(パラニャーケ統合ターミナル)、クバオ | 2023年以降に路線を伸ばした比較的新しい会社。高速道路(TPLEX)経由でバギオへ向かう便を運行 |
クラス別の所要時間の目安
同じ会社でも、クラスによって停車の有無・所要時間が変わります。
| クラスの位置づけ | 停車 | 所要時間の目安 |
|---|---|---|
| 標準クラス(レギュラー・エアコン) | 途中休憩あり | 6〜8時間程度 |
| 上位クラス(デラックス・エグゼクティブ等) | ノンストップが中心 | 5〜6時間程度 |
| 最上位クラス(プレミア・寝台等) | ノンストップ | 4〜5時間程度 |
料金はクラスが上がるほど高くなる傾向にあります。原油価格の変動により、日によって変わる可能性があります。正確な料金は、各社の公式サイトまたは公式の予約アプリで、乗車日を指定して確認してください。
所要時間についても、道路状況によって前後することがあります。飛行機のように定刻運航が保証されているわけではないため、乗り継ぎや帰国便がある日程では、時間に余裕を持たせておくと安心です。
その乗り継ぎ、行程に無理はない? → 記事末尾のLINE相談へ
マニラ側のバス乗り場(ターミナル)はどこ?

マニラ空港から比較的近いのはパサイ地区のターミナルです。Victory LinerとGenesis(JoyBus)はどちらもパサイにターミナルを持っています。もう一つの拠点がケソンシティのクバオ地区で、こちらも複数社のターミナルが集まっています。Solid North TransitはPITX(パラニャーケ統合ターミナル)とクバオから発着しており、バギオ側ではGovernor Pack Road付近に到着します。
空港からターミナルまでは、タクシーや配車アプリを利用するのが一般的です。マニラ市内は交通量が多く移動に時間がかかることがあるため、飛行機の到着時間からバスの出発時間まで、余裕を持ったスケジュールを組むことをおすすめします。私も渡航前後の移動についてご相談を受ける中で、この移動時間を短く見積もりすぎて予定が詰まってしまうケースをよく見かけます。
チケットの予約から乗車までの流れ

各社ともオンラインでの事前予約に対応していますが、オンライン予約のバウチャー(eチケット)のみでは乗車できず、ターミナルの窓口で紙のチケットに交換する必要があります。交換の際は、予約者本人と一致する政府発行IDを提示してください。
乗車当日の到着目安は会社によって幅があり、出発時刻の30〜45分前とする案内が見られます。いずれにしても余裕を持った早めの到着が案内されており、到着が遅れると予約が無効になる場合があるとの記述もあります。
バギオはパナグベンガ祭り(2月)や夏季、聖週間、クリスマス前後が観光の繁忙期は予約が取れない可能性があります。事前にオンライン予約や座席状況を確認してください。
車内の冷房対策と持ち物
バスの車内は冷房がかなり強く効いていることが多く、体感で18℃前後まで下がります。会社によっては毛布や水、軽食のサービスがあります。上着を手荷物に入れておくと安心です。
バギオの気候も、マニラやセブとは異なります。年間平均気温は19度程度です。コートは不要ですが、朝晩は冷え込むため、薄手の羽織りものを用意しておくとよいでしょう。雨季に訪れる場合は、折りたたみ傘や防水バッグもあわせて準備してください。
飲食物は、乗車前にターミナルや周辺で確保しておくことをおすすめします。
まとめ
- マニラ-バギオ間を直接結ぶ商業定期便はありません。セブ-バギオ間で運航していたPAL Express便も2024年7月に運休しました(運航状況は変わることがあるため要最新確認)
- 現状、マニラからバギオへはバス移動が基本です。主要3社はVictory Liner・Genesis(JoyBus)・Solid North Transit
- 所要時間はクラスによって4〜8時間程度と幅があります。ノンストップの上位クラスほど短時間
- 料金はクラス・時期によって変動するため、本記事では具体額を掲載していません。予約時に各社公式サイトでご確認ください
- オンライン予約後もターミナルでの紙チケット交換が必要。到着目安は会社によって出発30〜45分前と幅があります
- 車内の冷房が強いため、上着など防寒対策を忘れずに
よくある質問
Q1. マニラからバギオへ飛行機で行けますか?
A. マニラ-バギオ間を直接結ぶ商業定期便はありません。過去にはセブ-バギオ間でフィリピン航空(PAL Express)の便が就航していましたが、2024年7月に運休しました。運航状況は変わることがあるため、渡航前に航空会社公式サイトでの確認をおすすめします。
Q2. バスの所要時間はどれくらいですか?
A. クラスによって異なり、ノンストップの上位クラスは4〜5時間程度、途中停車のある標準クラスで6〜8時間程度が目安です。
Q3. オンラインで予約すればそのまま乗車できますか?
A. オンライン予約のバウチャー(eチケット)のみでは乗車できず、ターミナルの窓口で紙のチケットに交換する必要があります。到着目安は会社によって出発30〜45分前と幅がありますが、いずれも余裕を持って早めに到着してください。
Q4. バスの車内は寒いですか?
A. 冷房がかなり強く効いていることが多く、上着など防寒対策を用意しておくことをおすすめします。
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