
Q. フィリピン留学、パスポートの残存期間はどれくらい必要?
A. 入国日から6ヶ月以上の残存期間が必要です。出発前に必ず確認してください。
留学の準備を進めていると、航空券や学校の手続きに気を取られてパスポートの有効期限を後回しにしがちです。ここでフィリピン入国時に求められる条件と、出発前にやっておくべきことをまとめます。
パスポートの残存期間は6ヶ月以上
フィリピン入国管理局は、入国日を起点として6ヶ月以上の残存有効期間があるパスポートを求めています。5ヶ月台のパスポートで搭乗しようとすると、航空会社のチェックインカウンターで搭乗を断られることがあります。入国審査ではなく空港の出発時点で止められるケースがほとんどです。
留学期間が数ヶ月に及ぶ場合は、出発時点だけでなく帰国予定日から逆算しても6ヶ月以上残っているかを確認してください。滞在中に期限が近づくと、現地の日本国大使館・領事館でのパスポート更新が必要になり、時間もお金も余計にかかります。
残存期間が足りない場合は、出発前に日本国内の旅券事務所でパスポートを更新しておくのが一番確実です。申請から受け取りまで通常1週間前後かかるため、出発日の直前に気づくと間に合わないことがあります。
ビザなしで滞在できるのは30日まで
日本国籍のパスポートを持っていれば、観光ビザなしで入国から30日間フィリピンに滞在できます。多くの短期留学プランはこの30日以内に収まるよう組まれています。
30日を超えて滞在する場合は、現地の入国管理局(BI)でビザなし滞在期間の延長手続きが必要です。この延長手続きと、留学生が別途取得する特別就学許可証(SSP)は別物です。
SSPについては別記事で詳しく解説しています。
延長の申請自体は学校のスタッフが同行・代行してくれるところがほとんどなので、留学中に自分で入国管理局へ足を運ぶ手間はそれほど大きくありません。
帰国便(出国の証明)を求められることがある
フィリピン入国時、出国予定の航空券(帰国便または第三国への航空券)の提示を求められることがあります。片道航空券だけで入国しようとすると、空港で追加の確認をされたり、最悪の場合は搭乗を断られたりするケースが実際にあります。
長期留学で帰国日がまだ確定していない場合も、留学期間の目安に合わせた帰国便(変更可能な航空券でも構いません)を一旦予約しておくと安心です。学校が提携する旅行会社経由で航空券を手配できる場合もあるので、心配な方は入学前に学校スタッフへ相談してください。
入国カード・税関申告は今は基本オンライン
以前は機内で紙の入国カードを配布していましたが、現在フィリピンは電子渡航者カード(eTravel)による事前オンライン申告に切り替わっています。出発の72時間前から搭乗直前までにオンラインで登録し、発行されたQRコードを入国審査で提示する流れです。空港到着後に慌てないよう、出発前にスマホやパソコンから済ませておいてください。
紙の申告書が必要かどうかは搭乗する航空会社・空港によって案内が変わることがあります。渡航直前に航空会社からの案内メールを確認する習慣をつけておくと安心です。
現地でパスポートを紛失したら
留学中にパスポートを紛失・盗難に遭った場合は、まず現地の警察署で紛失(盗難)証明書を発行してもらい、その後在フィリピン日本国大使館(マニラ)または出張窓口で新しいパスポートまたは帰国のための渡航書を申請します。学校の寮で保管している場合でも、貴重品用の金庫やスタッフに預けるなど管理方法を入学時に確認しておくと、そもそもの紛失リスクを減らせます。
パスポートのコピー(顔写真ページ)を紙とスマホの両方で持っておくと、紛失時の再発行手続きがスムーズになります。
まとめ
出発前に確認しておきたいのは、
①パスポートの残存期間が入国日から6ヶ月以上あるか、
②帰国便(出国の証明)を用意しているか、
③eTravelのオンライン登録を済ませているかの3点です。
どれも出発の直前に慌てて対応すると余計な費用や時間がかかるものばかりなので、留学の申し込みが決まった時点で一度パスポートを確認しておくことをおすすめします。
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