
フィリピンに長く滞在する留学生が帰国前に関わる手続きがECC(出国許可証)です。あわせて、一定期間以上滞在してビザを延長する方に必要なACR I-Card(外国人登録証)についても説明します。※30日以内の短期留学の方はACR I-Card・ECCいずれも不要です。
ACR I-Card(外国人登録証)とは

フィリピンで一定期間以上滞在してビザを延長する外国人には、外国人登録証(ACR I-Card)の取得と、そのための生体情報登録(顔写真撮影・指紋採取)が義務付けられています。移民局で行う手続きで、ビザ延長時に学校スタッフの案内に従って申請するのが一般的です。
2026年8月、対象範囲が拡大したとの案内がありました。これまでは59日を超えて滞在し2回目のビザ延長を行う人が対象でしたが、通学先の学校からの案内によると、30日を超えて滞在し1回目のビザ延長を行う人(目安として5週間以上お申し込みの方)も対象に加わったとのことです。移民局公式サイトでは本記事執筆時点でこの新ルールの記載は確認できていないため、学校からの案内をもとに記載しています。
- 費用: 移民局の公式手数料は4,000〜4,500ペソ程度、学校経由の場合は代行手数料込み。これとは別に、生体情報登録にあたって移民局が定めるExpress Feeとして200ペソが必要になる場合があります(学校からの案内による)
- 所要時間: 移民局の混雑状況により2〜3時間程度。授業を欠席して行くことになる場合があります
- 送迎・同行: 移民局への訪問は個人では手続きできず、学校の送迎手配とスタッフ同行が必要になる場合があります。訪問日程は移民局指定で個別の変更ができないことがあり、その日に授業を欠席すると振替がない場合もあります
生体情報登録が完了するまでビザ延長の手続き自体が進められないため、対象になりそうな方(5週間以上の留学)は早めに学校スタッフへ確認しておくと安心です。
ECC(Emigration Clearance Certificate)とは

フィリピンに通算6ヶ月以上滞在した方が、出国前に取得を義務付けられている出国許可証です。滞在中に税金や法令上の問題がないことを証明するもので、これがないと出国できません。
- フィリピン入国から通算6ヶ月以上滞在した方が対象です
- 一時出国した場合は、再入国日から数え直して6ヶ月以上が対象です
申請方法と時期
出国日の1ヶ月前から1週間前までの間に、最寄りの移民局で申請します(指定フォームへの記入と指紋採取)。有効期限は発行から1ヶ月です。長期留学の場合は学校スタッフが申請時期を案内してくれますが、案内がない場合は必ず自分からスタッフに確認してください。
必要書類
- 申請書(移民局で入手)
- 証明写真(2cm×2cm)5枚
- パスポート原本
- 出国時の航空券
- ACR I-Card
費用と所要時間
手数料は合計で1,000〜2,000ペソ程度が目安です(申請内容により変動します。最新額は移民局または学校スタッフに確認してください)。発行は最短当日〜数日です。
注意点
- 移民局には長ズボンと靴で行ってください。サンダル+短パンは入場を断られることがあります
- 混雑するため朝早くの申請がおすすめです。待ち時間が長いので暇つぶしを用意しておくと良いです
まとめ
- 30日以内の留学: ACR I-Card・生体情報登録・ECCいずれも不要
- 概ね5週間(30日超)以上の留学: ビザ延長時にACR I-Cardの取得・生体情報登録が必要(2026年8月から対象拡大)
- 6ヶ月以上の留学: 帰国前にECCが必要(出国1週間前までに申請)
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