
留学を終えて日本に帰る日、荷物をまとめるだけでも大変なのに「空港でまたお金を払うの?」と不安になっている人もいると思います。結論から言うと、多くの場合は空港で追加の支払いは発生しません。理由を順番に説明します。
「空港税」と呼ばれているものの正体
セブ島留学の体験談やブログで「空港税」「ターミナルフィー」と呼ばれているものは、正式には International Passenger Service Charge(国際線旅客サービス料)です。マクタン・セブ国際空港を含むフィリピンの空港を国際線で出発する際にかかる利用料で、空港の運営・維持費にあてられています。
以前は出国審査の前に専用カウンターで現金払いする必要がありましたが、2019年9月1日以降に購入・再発行された航空券からは、この料金があらかじめ航空券代に組み込まれるようになりました。そのため、現在は空港のカウンターに並んであらためて支払う場面はほとんどなくなっています。
金額は2019年12月に850ペソから935ペソへ改定されたという情報が複数の旅行系メディアで確認できました。ただし、この種の料金は改定されることがあるため、本記事の金額は目安として捉えてください。正確な金額は航空会社・旅行代理店に確認するのが確実です。
チェック方法

念のため安心したい人は、eチケットの控えにある「Taxes & Fees」「TAX」欄を確認してみてください。国際線旅客サービス料に相当する項目が含まれていれば、空港での追加支払いは不要です。格安航空券や特典航空券など、ごくまれに含まれていないケースもあるようなので、不安な場合は購入した航空会社・代理店に問い合わせるのが一番確実です。
もうひとつの税金「トラベルタックス」との違い
空港税と混同されやすいものに「トラベルタックス(Travel Tax)」があります。これはフィリピン観光インフラ・企業区域庁(TIEZA)が管轄する出国税で、エコノミー・ビジネスクラスで1,620ペソ、ファーストクラスで2,700ペソとされています。
ここが留学生にとって重要なポイントですが、トラベルタックスはフィリピン国籍者・永住者が対象で、外国人観光客(短期滞在の留学生を含む)は対象外です。つまり、日本人留学生が観光ビザ・学生ビザ相当の在留資格でフィリピンに滞在し、その資格のまま帰国する場合は、このトラベルタックスを心配する必要はありません。
※連続1年以上滞在する場合は支払い義務があります。
金額: 1,620ペソ(エコノミー・ビジネスクラスの場合)

上の写真のような支払いカウンターは、主にトラベルタックスの対象者(フィリピン国籍者・永住者)向けのものです。日本人留学生が短期滞在の在留資格で帰国する場合は、基本的にここで支払う場面はありません。
まとめると、
- 空港税(ターミナルフィー): 今はほぼ航空券代に含まれている。日本人留学生にも関係あるが、追加支払いは基本的に不要
- トラベルタックス: フィリピン国籍者・永住者向け。外国人観光客は対象外なので、日本人留学生は気にしなくてよい
という整理になります。
出国当日の流れ(参考)
多くのブログ・ガイド記事で共通して紹介されている一般的な流れは以下の通りです。学校やエージェントから個別の案内がある場合はそちらを優先してください。
- 航空会社のチェックインカウンターで荷物を預ける
- (該当する場合のみ)空港税の支払い・確認
- 出国審査(パスポート・搭乗券の提示)
- 手荷物検査を経て搭乗ゲートへ
早朝便は審査官の数が限られていて混み合うことがある、という声も複数のブログで見られました。余裕を持って空港に向かうと安心です。
まとめ
- 空港税は今はほぼ航空券代に含まれており、空港での追加支払いは基本的に不要
- トラベルタックスはフィリピン国籍者・永住者向けで、外国人留学生は対象外
- 不安な場合は出発前にeチケットの「Taxes & Fees」欄を確認しておくと安心
料金や制度は変更されることがあるため、最新情報は航空会社・旅行代理店、またはフィリピン観光インフラ・企業区域庁(TIEZA)の公式情報でご確認ください。
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