A. シヌログ ＝ セブアノ語で「Sulog」で意味は「川の流れのように動く事」を意味します。
大抵、セブではシヌログというと、毎年１月中旬の日曜日に行われる、サントニーニョ（幼きイエス）を祝うお祭り期間の事を表します。
シヌログ祭りについて
イベントは計９日間スケジュールされており、最終日にはパレードが開催されます。夜明頃から装飾されたサントニーニョ像が、マンダウエからセブへ運ばれます。
サントニーニョ像とは？
フィリピン最古といわれている歴史的建造物「サントニーニョ教会」に保管されているサントニーニョ像の「原型」の事です。
サントニーニョ像の奇跡
1521年
マゼランがフィリピンのセブ島に到着
現地指導者フマボと部下に洗礼
この際、マゼランが洗礼祝いに贈ったのが、サントニーニョ像。まもなくマゼランはラプラプとの戦いで戦死。
言伝によると、サントニーニョの像はランプ台として使われていたらしい。だが、油が尽きることなく燃え続けるので、部族内で誠しなやかに語り伝えられていたという。この像によって、奇跡的に、台風や洪水の被害から免れることが出来たというセブの人々は、「最高の存在」（バタラ）と呼んでいたそう。
時は流れ1564年Legazpi遠征
スペイン船団がセブに到着後、、セブアノとの戦いになった。セブの人は自分たちの村落に火を放ち、奥地に逃げてゲリラ戦に備えた。その焼け跡から、あのサントニーニョの像が無傷で発見された。以来、サントニーニョ像は、セブに、果てはフィリピンに伝播していき、愛されてるようになったのである。それが故に、信者は９日間の祈りと行進に参加します。忙しかろうが辛かろうが、サントニーニョを賛美し、崇拝しに向かうのです。 これがシヌログのお祭りにつながるストーリーです。
さて、色々ご説明させて頂きましたが、ここからはお写真をお見せさせて頂きます。どんな感じのお祭りかイメージ出来ると思います！
